映画「マン・オブ・スティール」Sの意味は希望って(笑)衣装もダサいよ~
あのスーパーマンを新たなコンセプトで描いたという「マン・オブ・スティール」を借りてみました。
パッケージを見る限り、どうなんだろうと懐疑的にならざるを得ない感じがしますが、ケビン・コスナーも出ているみたいなんで、とりあえず観てみます。
映画「マン・オブ・スティール」のあらすじ
はるかな宇宙のかなたに、クリプトンと言う惑星がありました。
地球と同じように人型の生命があり、見た目も地球人と全く同じですが、地球よりもずっと科学の発展した惑星でした。
しかし、星の資源を採掘しすぎて、崩壊寸前の状態となっていたのです。
科学者であるジョー・エルは、そのことにいち早く気づき、クリプトンの元老院に危機を通達し、資源の採掘をストップするよう促しますが、元老院は聞く耳を持ちませんでした。
いずれクリプトンは崩壊し、クリプトン人は絶滅することを悟ったジョー・エルは妻のララとの間に設けた子供、カル・エルにすべてを託し、クリプトンを脱出させようと考えます。
そんな時、軍部のゾット将軍とその配下の者たちがクーデターを起こしました。
ジョー・エルはこの機に乗じ、クリプトン人の遺伝子情報が詰まったコデックスという重要な装置を中枢部から盗み出し、カル・エルの体に注入すると、脱出カプセルに乗せ、発射準備に入ったのです。
そこへ、ゾット将軍が現れます。
ゾット将軍は、コデックスを取り返しに来たのです。
しかし、時すでに遅く、カル・エルを乗せた脱出カプセルは惑星クリプトンを飛び立つのでした。
それを見たゾット将軍とジョー・エルは衝突し、激しい争いの末、ジョー・エルは殺されてしまいます。
その後、クーデーターは鎮圧され、ゾット将軍とその配下は、クリスタルのような装置に生きたまま閉じ込められ、ファントムゾーンと呼ばれる幽閉施設に送られてしまいます。
そして、惑星クリプトンは崩壊し、カル・エルの母・ララも死んでしまうのでした。
脱出カプセルで地球へとやってきたカル・エルは、農家であるジョナサン・ケントとマーサ・ケントと言う夫婦に拾われ、クラーク・ケントとして地球で育てられました。
ジョナサンとマーサはクラークが地球人ではない事を理解しており、特殊な能力とパワーを持つクラークが幸せに暮らせるように、なるべく力は使うなと言い聞かせてきました。
ある日、巨大な竜巻に遭遇したケント一家でしたが、クラークは能力を使わなかったことで父であるジョナサンを亡くしており、自責の念にかられ、町を転々としては自分のルーツを探していました。
そして、北極でクリプトンから来た探査船を見つけると、システムに残されていたジョー・エルの思念体と遭遇し、自分の出生の秘密を知ります。
父から、希望を意味する紋章「S」の文字が刻まれたスーツを託され、クリプトン人としての誇りを手に入れたのです。
その頃、クリプトン人の復活を目論むゾット将軍は、コデックスの情報を体内に持つカル・エルを探し続けていました。
ファントムゾーンに幽閉されていたゾット将軍ですが、クリプトンの崩壊により、解放されてしまっていたのです。
クラークが、クリプトンの探査船にアクセスしてしまった事で居所を突き止められ、ゾット将軍は地球へとやってきます。
果たして、クラークは父の敵であるゾット将軍を退けることが出来るのか? と言ったお話です。
映画「マン・オブ・スティール」の主なキャスト
ヘンリー・カビル
エイミー・アダムス
マイケル・シャノン
ケビン・コスナー
ダイアン・レイン
ラッセル・クロウ
映画「マン・オブ・スティール」のレビュー
スーパーマンはさすがに知っていましたが、これまで映像作品としては観たことがなかったので新鮮でした。
けど、僕の中でのスーパーマンは、「Dr.スランプ アラレちゃん」の梅干し食べてスッパマンのイメージしかなかったので、電話ボックスも出てこないし、変身もしないんだなとガッカりしました。
それしかスーパーマンに関する情報がなかったので、なんとなく心のどこかで期待していたんでしょうね。
前のスーパーマンは全く知らないので、どこが新しくなっていて、どこが変更点なのかとかはわからないですけど、変更するならガラッと変えても良かったのかなとは思います。
衣装が全身タイツにマントっていうのは、やはりどう頑張っても今の感覚からすればダサく見えてしまいます。
全身タイツっぽく無いようにメッシュみたいな素材になっていたりしたんですが、焼け石に水ですね。
極めつけは「S」のマークのくだりです。
その「S」のマークは何なの?と聞かれて、希望と言う意味を持つと答えているんですが、思わず笑ってしまいました。
普通にスーパーマンの「S」でいいじゃんと思いますよね。
希望と言う意味を無理やり込めなくちゃならないほど「S」が邪魔なら、やっぱり衣装をガラッと変えるべきだったんですよ。
なんだかあべこべに感じてしまいました。
「S」のマークは何?って聞く方もデリカシーないですけど。
日本でも、からかってTシャツのアルファベット読んでくるやついますよね。「UCLA」とか「I LOVE NY」とか。うざいですよね。
戦闘シーンは、スピード感とかパワーが出ている感じとかが、ドランゴンボールの戦闘に通じる部分があってとてもカッコいい感じに仕上がっていたので、衣装はもったいなかったです。
ストーリーに関しては王道でした。
悪者が攻めてきて打ち勝つというパターンでしたので、誰でも楽しめると思います。
全体的には観やすいですし、入りやすいし、ポップコーンでもつまみながら気楽に観ることが出来るザ・アメリカの作品だと思います。
ただ、衣装がね。。。。
レビュー俳句
「あの衣装
何とかならんの?
ダサすぎるで」
衣装以外は合格点だと思います。
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続編はコチラ
キミも希望の「S」を着ろ!