M・ナイト・シャマランがドラマやったよ! ウェイワード・パインズseason1 レビュー
「シックス・センス」「ハプニング」「サイン」など数々の名作を生み出したM・ナイト・シャマランが初ドラマを撮ったと言う事で見てみました。
M・ナイトは作品もさることながら、見た目も楽しげでわりと好きなので楽しみです。
ウェイワード・パインズseason1前編のあらすじ
主人公はイーサン・バークと言うシークレットサービスの捜査官でなかなかやり手風の男です。
イーサンは失踪した2人の捜査官(内1人は女性でイーサンの元不倫相手)を捜索する任務についていました。しかし、手がかりが全くない状態で探しても、探しても見つかりません。
そんなある日、同僚の運転する車で捜索中に事故にあってしまいます。気がつくとウェイワード・パインズと言う町の病院のベットの上でした。
しかも、この町が変な町で事故で怪我をしたイーサンをどことなく避けている風で誰も協力的ではないのです。
家に電話しても留守電、シークレットサービスの支局に電話しても取り合ってもらえない、車で脱出しようとして走ってもいつの間にか戻ってきてしまう、完全に孤立状態です。
唯一、ダイナーで働くビバリーと言う女性だけは協力的で、彼女と話しているうちにこの町の異変に気付きます。
町の謎は何なのか?脱出は出来るのか?といったお話です。
ウェイワード・パインズseason1前編のレビュー
これから見る人には悪いんですが、ネタばれたくさんします。
まず、ストーリーなんですがハプニングとかでも見られるようなM・ナイト独特の静かな気持ち悪さが画面から漂って来ます。何か起こりそうで起きなかったり、突然起こったり、その不協和音のようなリズムが視聴者を飽きさせない何かを持っているドラマですね。
主演のマッド・ディロンもテレビドラマ初主演らしいので、M・ナイトと初モノづくしで楽しめると思います。
ここからは見てない人は目をつぶって下さい。
この町は実は壁に囲まれていて脱出出来ないようになっていて道もつながっていません。
イーサンが配達の車に乗り込んで町を出ようとするんですが、なんか基地みたいなとこにつながっていて町からは出られません。
何でそうなっているのかと言うと、町の外に怪物がいるんです。
怪物と言っても人の形をしているのですが、裸で走り回って物凄く強いです。進化し過ぎた人間?みたいな事をいってるんですが、僕はまだシーズン1しか見てないので最後の謎は分かりません。
この怪物のあたりで「あれ?」って思います。最初は前述した通り、M・ナイトっぽさもあって面白いんですが、怪物あたりでちょっと空気変わります。
スティーヴン・キングなのかな?間違って「ミスト」借りて来ちゃったかな?ってなります。
ミストとは全然違うんですけど僕はそう感じてしまいました。
「サイン」でも怪物みたいなのは出てくるんで、M・ナイトが怪物出したって良いじゃないか!という声も上がりそうなんですけど、あれは宇宙人だし、出るって予告とかでも分かってたんで僕の中では良しとしてます。
このドラマは大どんでん返しとか予告で見てたんで、出られない町の謎に関してはSFチックじゃない謎を望んでたので、何となくM・ナイトどうした?って感じになってしまいました。
まだ、後編を見てないので何とも言えないですが、前編の前半をM・ナイト、後半をスティーヴン・キングなのだなと思って見ると、「2人の合作だ、得したなぁ」って気分で見る事が出来ました。
後編を見るのがある意味楽しみです。
前編とか後編とか言ってますが言い方があってるのかどうかは分かりません。TSUTAYAで3巻づつに分かれてたんでそう呼んでます。
レビュー俳句
「M・ナイト
ドラマは少し
苦手かい?」
つまらなくはないです。
season1後編のレビューはこちらから
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