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「ディストラクション・ベイビーズ」予告の過激さに不安を覚える大人達

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(C)2016「ディストラクション・ベイビーズ」製作委員会

柳楽優弥が主演を努める映画「ディストラクション・ベイビーズ」が気になるので、予告を見たり、ネットで検索してみたりしました。

 

まずはあらすじと予告

愛媛県の港町に芦原泰良と将太の2人の兄弟が住んでいました。

毎日喧嘩に明け暮れる日々を送っている兄の泰良は、ある日松山の繁華街へと出陣していきます。

 

そこでも、だれかれ構わず喧嘩を吹っかけていると、それを見ていた北原裕也が泰良に興味を持ち、行動を共にする事に。

すると2人は、通行人を無差別に襲い始め、たまたま奪った車に乗っていた那奈をそのまま連れ出し、松山市外へと向かうのでした。

 

その先に何が待つのか? と言うお話です。

 


「ディストラクション・ベイビーズ」予告編

 

 

過激さを懸念する大人

こういう映画が出るとなんとなく不穏な気持ちになりますね。

 

人はどうしても過激な描写を求めてしまうものなので、こういうニーズがあるのは分かりますが、主人公が少年だと言う事に恐ろしさを感じます。

 

「ヒーローショー」とか「クローズ」とかでもそうですけど、暴力を振るう事をカッコ良く撮りすぎて、あおり過ぎだと思うんですよね。

 

ヒーローショー


2014-0024

 

クローズ


「クローズZERO」特報予告映像

 

もはや僕もおじさんと呼ばれる中年域に入ってきたので、少年達に無差別に襲撃されたらひとたまりもないですから。。。

安全な世の中を望むものです。。。

 

暴力にカリスマ性を持たせ過ぎるのは危険だと感じてしまいます。

 

現実の世界で少年達がマネしたら大変な事ですから。僕に子供はいませんけど、もし子供がいたら見せませんね。

 

映画の演出としての暴力

一方で、この映画を楽しみにしている僕がいるんですよね。やっぱりケンカとか暴力はカッコ良く見えますし、強さへの憧れもありますからね。

 

男なら一度は強い男に憧れるものです。

 

終わり方を考えるべき

爽やかなハッピーエンドっぽいものにしてしまうと、暴力が正当化されてしまう感じがすると思います。

 

なので、服役するとか、その後の人生で苦労するとか、現実の部分も少しは描いて欲しいですね。そこからの再起、これこそ良い終わり方だと考えます。

 

観ている人も応援出来る終わり方がベストで、現実の部分も描いておけば、子供にも「暴力したらああなるよ、やったらダメよ」と言い易いです。

 

子供いないんですけどね、結婚もまだです。。。

 

究極はジャッキー・チェン

「ディストラクション・ベイビーズ」とジャッキー映画では、扱うテーマもジャンルもまるで違うので、話にならないですけど、ジャッキー映画の様にして欲しいなぁと希望を込めて言います。

 

強さを描いていて、それでいて暗い気持ちにもならず、観た後は爽快な気分になるので、なんとかならないですかね。

 

ま、色々書きましたけど、この手の映画好きなんで観てしまうと思います。

 

 

公開日

2016年5月21日からテアトル新宿他、全国でロードショーです。