探検隊の栄光はパンツにあり! 「探検隊の栄光」レビュー
予告が凄く面白そうだったのと藤原竜也の演技が好きなので、映画「探検隊の栄光」を観てみました。
僕がひきつけられてしまった予告がこちら
どうです、観てみたくなったでしょう。
この馬鹿ばかしい予告にやられて、鑑賞に至ったわけなので、予告は重要なんですね。
「探検隊の栄光」あらすじ
主人公の杉崎を演じるのは我らが藤原竜也です。
杉崎はかつて大人気ドラマに出演していて、誰もが知っている人気俳優でしたが、そのドラマ以降は目立った活躍もなく、世間には落ち目の俳優として認識されるようになってしまいました。
そんな杉崎に、秘境を探検するバラエティ番組の隊長役と言う仕事が舞い込んできました。
その番組と言うのは、ベラン共和国に生存すると言われる伝説の未確認生物ヤーガを探して秘境を探検すると言うもの、杉崎はこれからの俳優人生の転機にしようと意気込んでこの仕事に望むのでした。
しかし、いざ現場に入ってみると、適当なで大雑把なディレクターとやらせ・大げさ・嘘・捏造、なんでもアリのプロデューサーに振り回されて、やる気が空回りしてばかり。
その他のスタッフもしゃべらないカメラマン、UMAオタクの音声、バラエティ嫌いのADと、まとまりがなくロケは前途多難。
しかし、撮影をこなしていくうちに隊長・杉崎の熱意と真剣さがスタッフに伝わり、まとまりがでかけた時、ベラン共和国反政府軍と名乗る男達と遭遇し、一転して撮影はピンチに陥ってしまいます。
果たして撮影はどうなってしまうのか? 杉崎とスタッフの命運は? と言ったお話です。
「探検隊の栄光」【レビュー】
昔一世を風靡したテレビ番組「川口探検隊」のパロディ作品と言う事だと思うんですが、僕は世代が若干外れていて、探検隊シリーズはほとんど観た事がないです。
でも、探検隊シリーズを知ってる、知らないに限らず面白くて笑える映画だと感じました。
ただ、予告編が良すぎた。
あの面白い予告を見せられてしまうと、本編へのハードルが非常に高くなってしまったなと思います。
僕が予告編を見て感じた事は、前半は馬鹿やって声を出して笑う位笑わせてもらって、後半は感動で締めくくるのかなと考えていたんですが、最初から最後まで一貫して馬鹿でした。
それはそれで、突き抜けてていいんですが、映画としてはちょっとメリハリがなかったかなと感じました。
この映画の良い所はキャストとパンツ
キャストが面白いんです。
中でもユースケ・サンタマリアのプロデューサーと現地コーディネーターのマゼランが面白い。マゼランは岡安章介(お笑いトリオ:ななめ45゜)がやっていて絶妙のイントネーションの日本語が凄く面白いです。
映画「謝罪の王様」で濱田岳が現地通訳の役をやっていて、それが凄く好きだったんですが、匹敵する面白さでした。
でもやっぱり藤原竜也ですね。もう独演場でした。
ワニと戦うシーンも皆の前で熱く語るシーンも杉崎にしか見えなかったし、熱意が画面を突き抜けて僕にも伝わりました。
おまけ要素としてAD役佐野ひなこのパンティが見れます。
予告でも見てるんですが、本編では結構最後の方なので忘れた頃にやってくる感じで「ワーォ!」となってしまいました。
全体的に笑える映画なので、見ていて飽きないと思います。映画として面白いかどうかは別ですけどね。
レビュー俳句
「パンツ見て
心躍らす
三十路かな」
何歳になってもパンツ見たら嬉しいですね。