ナイト・ビフォア 俺たちのメリーハングオーバー、あれのパクりじゃないよ
久しぶりにコメディでも見てみるかと思い立って「ナイト・ビフォア 俺たちのメリー・ハングオーバー」をTSUTAYAで借りてみました。
ハングオーバーとは関係なさそうですが、酔っ払って何か珍道中でもするのでしょうか。
ナイト・ビフォアのあらすじ
主人公は「ザ・ウォーク」や「(500)日のサマー」で有名なジョセフ・ゴードン=レヴィットが演じる、イーサンです。
イーサンは、小さい頃に両親を交通事故で亡くしていて、クリスマスを過ごす家族がいませんでした。
そこで、幼馴染のクリスとアイザックは、イーサンを励まそうと、クリスマスを一緒に過ごしました。
それから、毎年3人で過ごすのがクリスマスの恒例となり、大人になった現在でも続いています。
しかし、3人もそれぞれ大人になり、昔とは事情が変わってしまいました。
アイザックは結婚をし、これから子供が生まれて父親になる予定、クリスはアメフトで成功してスター選手の仲間入りを果たしていました。
なので、クリスマスに予定を取るのが難しくなってしまい、3人で過ごすクリスマスは今年で最後にしようと決めます。
イーサンは寂しいバイト暮らしで、独り身なので予定はガラ空きなんですけどね。
最後なので盛り上げようと、イーサンはかねてから3人で行きたいと話していた、招待客しか入れない秘密のクリスマスパーティーの招待状をバイト先で偶然見つけ、くすねて来ます。
アイザックは、マジックマッシュルームとコカインを、妻から「最後に思いっきり楽しんできて」と渡されます。
3人で集まり、これから秘密のパーティーへと向かう途中、アイザックがマジックマッシュルームをキメてしまい、ラリって大騒ぎ。
アイザックは、パーティーの為に手に入れたマリファナをファンの女に盗まれ、追いかけて行ってしまい、最後なのに3人はバラバラになってしまいます。
果たして、3人はどうなってしまうのか? 無事、秘密のパーティーへと辿り着き、最後のクリスマスを無事迎えられるのか⁇ と言ったお話です。
ナイト・ビフォアのレビュー
やっぱり、ハングオーバーとは無関係の映画でした。ハングオーバーを意識してつけられただけの邦題でしたね。
でも、中身はハングオーバーに匹敵するくらい面白かったです。
アイザックがマジックマッシュルームをキメてラリってからは、ほんとにもうムチャクチャで、5分に一回くらいはクスッとなるような場面があり、15分に一回は声を出して笑ってしまいました。
ストーリーもムチャクチャで、特にストーリーを追うという作業も必要ないので、何も考えずに笑いたい日に観るのがオススメです。
一応、クリスマス映画なので、他のクリスマス映画のオマージュがいくつか入っていたらしいのですが、僕はホームアローンしか気付けなかったのが、悔しいです。
何も考えずに観ていたので仕方ないですけど。
僕的には、ジョセフ・ゴードン=レヴィットのコメディを初めて見て、真面目な俳優のイメージがあったので、とても新鮮でしたね。
顔芸があったり、歌を歌ったり、ダンスをしたり、コミカルな演技も出来るのかと再評価しました。
アイザック役のセス・ローゲンは、安定したバカっぷりで、笑いどころもたくさんありますし、ハングオーバーのパクりじゃなく、王道のコメディとしてとても面白かったですよ。
レビュー俳句
「バカになれ
真面目な俳優
脱ぎ捨てて」
ジョセフ・ゴードン=レヴィット、いいですね。