映画「劇場版 MOZU」キャストも豪華で良いですけど失敗しました。
予告が面白そうなのと、ビートたけしが出ていて何か気になっていたので、映画「劇場版 MOZU」を借りてみました。
出演している人達も豪華なので、そこら辺も楽しみなところですね。
ビートたけしと西島秀俊の共演はコチラも
映画「劇場版 MOZU」のあらすじ
主人公は警視庁公安部の捜査官・倉木(西島秀俊)です。
倉木は妻子を亡くしており、バーで朝まで飲んで過ごす毎日を送っていました。
ある日、高層オフィスビルが爆破・占拠され、人質をとって立てこもるという事件が発生します。
事件の首謀者は権藤(松坂桃李)というテロリストで人質を解放する代わりに身代金を要求してきたのです。
同じ頃、倉木の目の前でペナン共和国大使館の車が襲われ、中に乗っていたエレナ(マーシュ彩)がさらわれようとしていました。
倉木はエレナを助けるとその場から姿を消してしまいます。
助けられたエレナもその後現場から姿を消し、元刑事の私立探偵・大杉(香川照之)に保護されるのでした。
エレナの拉致が失敗した事を知り、権藤は立てこもりをやめ、仲間と共に現場から逃走しました。
2つの事件は繋がっており、エレナを大使館からおびき出す事と警察の目をビル占拠に向けさせる事が権藤達の目的だったのです。
それを計画し、権藤達に指示を与えていたのが高柳(伊勢谷友介)と言う男で、この男もまた、ある人物からの指示で動いていました。
その人物とは、戦後から日本の社会的な犯罪を裏で操ってきたとされる、ダルマ(ビートたけし)と言う男です。
命令を受けた権藤はエレナを探し、大杉の事務所に向かいますが、そこにエレナの姿はなく、代わりに大杉の娘を人質としてさらっていきます。
その時、エレナは明星(真木よう子)に保護されており、明星の手によって倉木達の元に帰されていたのです。
しかし、エレナを預けた後に明星も権藤達にさらわれてしまい、高柳は明星と大杉の娘の2人とエレナを交換するよう脅してきます。
果たして、倉木は2人を取り戻せるのか? ダルマとは一体何者なのか? と言ったお話です。
映画「劇場版 MOZU」のレビュー
失敗しました。
この映画自体に全く罪はないのですが、ドラマを一切見ずに、いきなりこの映画を観てしまったのでほとんど話についていけなかったです。
※「劇場版 MOZU」の用量と用法。
この作品を観る場合は、必ずドラマ版をご鑑賞になってからご覧ください。
なお、ドラマ版はシーズン1、シーズン2とございますので、どちらもご鑑賞ください。
劇中の登場人物も多いので、お時間のある方はドラマ版を2回以上ご鑑賞になってから劇場版をご覧頂くと、よりスムーズに作品に入り込んで頂けます。
ドラマ版を鑑賞せずに、この作品をご覧になった場合のおいてけぼり感・説明不足感などに関して、当方では一切の責任を負いません。
用量と用法を守って正しくご覧ください。
僕は守らなかったので、映画「劇場版 MOZU」についていけず、心から楽しむ事が出来なかった事は言うまでもない。。。
それでも、なんとか楽しもうと観ていて、アクションシーンは楽しめました。
一度とらえられてしまった倉木を、長谷川博己演じる東が、マスクを被った武装集団を引き連れて助けに来るんですが、マスクをとった瞬間の東のにこやかな顔は印象的でした。
その後も、ボロボロになった倉木を写メで撮ったり、キャラクターが面白かったですね。
あとは、松坂桃李の狂気の殺し屋も楽しめました。
うかする直前の卵を食べる姿が、その狂気を象徴するようでゾクっとしました。
そのシーンは、ペナン共和国と言う架空の国でのことなんですが、実際はフィリピンで撮影されていたらしく、うかする直前の卵を茹でた料理は「バロット」と言うもので、フィリピン名物らしいです。
あれは…僕には食べれません。
ストーリーになかなかついていけなかったので、映画の細かい部分を楽しみました。
皆さんはドラマ版をちゃんと見てから映画を観て下さい。
レビュー俳句
「続きもの
ちゃんと見ないと
わけわからん」
僕の様な犠牲者が出ない事を祈ります。
ちゃんと順番に観ましょう。