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トランスフォーマーじゃないよ、「トランスポーター・イグニッション」レビュー

ジェイソン・ステイサムから主演が変わってどうなったのか気になっていたトランスポーター・イグニッションをTSUTAYAで借りてみました。

 

ジェイソンをトップスターへと押し上げたシリーズなので、この映画の出来でエド・スクレインの評価もある程度固まると思います。

 

なんて偉そうな事を言ってはみても演技の事はど素人です。あしからず。

 

 

トランスポーター・イグニッションのあらすじ

人や物なんでもキッチリ運ばせて頂きますでお馴染みのトランスポーターのフランクが主人公です。

 

彼には仕事上のルールが3つあり、1つは名前を聞かない、2つ目は秘密厳守、3つ目は依頼品を開けないというごくシンプルなルールです。

 

佐川急便と違うのは、名前を聞かないと言う事だけで、トランスポーターと言うのも意外とまっとうな商売なのかもしれません。

 

そんなフランクに、謎の美女からある依頼が舞い込みます。

 

「5時に銀行の前に待っといてくれ、そこで荷物を渡すから」と言われます。

 

この依頼を受け、銀行の前で待っていると、今度は謎の美女が3人フランクの車に乗り込んで来ました。

 

実は依頼品と言うのは彼女達で、彼女達を指定の場所まで連れていくことが依頼だったのです。

 

3人もいたので、荷物の数が違うと契約違反を主張し、仕事を降りようとするフランクですが、彼女達から銃口と共に突きつけられたスマホに、拉致された父親が映っているではありませんか。

 

仕方なく、依頼を受託したフランクは車を走らせるのでした、というお話です。

 

 

トランスポーター・イグニッションのレビュー

前シリーズのジェイソン・ステイサム版トランスポーターの完成度が高かったのと、そのイメージが強すぎるので、前シリーズよりもパワーアップしているとはまだ思えませんが、パワーダウンは全然していなくて、どちらも好きです。

持病の優柔不断が出てしまいました。

 

主演のエド・スクレインはあまり知らなかったので、ほとんど初見でした。

 

なので、最初にエド・スクレインが登場した時に「あれっ、なんかヒョロっとしてるなぁ、格闘シーンとか大丈夫かなぁ」とジェイソン・ステイサムとのギャップに驚いたものです。

 

トランスポーターシリーズと言えば、ドライビングとかカーアクションをイメージすると思いますが、実は格闘シーンが面白いんです。

 

そういう意味で、ジェイソンのあの肉体は僕の中でトランスポーターの象徴だったんですが、イグニッションには、ヒョロっとした若造が出てきて、何がトランスポーターかと思いました。

 

しかし、映画を見終わる頃にはこれもアリだなと思わされていました。

 

カーアクションのシーンでは本職じゃないかと思うくらいハマってましたし、問題の格闘シーンもだいぶ楽しめました。

 

ヒョロいなりに、周りにある色んなモノを使いながら闘う姿はジャッキー映画に通じるものがあり、関心しましたね。

 

クラブの事務所みたいなとこで、複数を相手にロッカーの引き出しとかを駆使しながら闘うシーンは特にお気に入りです。

 

ただ、父親の存在がよく分からなかったのが残念です。

拉致されているにも関わらず、美女を口説いてみたり、いい雰囲気になったり、緊張感が無かったので、「拉致されてても良いんじゃない?フランク従う必要ないよ」という気持ちになってしまいました。

 

それどころか、美女と父親が変に視線を合わせたりしてるもんだから、父親は美女の仲間なんじゃないかと深読みしてしまった程です。

 

結果、仲間じゃないんで、「何にもないんかーい!」とコケる始末。

父親の使い方に関しては、次回からちゃんと会議して欲しいです。

 

超有名シリーズだけあってスタッフも腕が良いし、全体を通して楽しい良い映画だったと思います。

 

無骨なジェイソンのトランスポーターもいいですけど、ヒョロいエドのトランスポーターもオススメです。

 

 

レビュー俳句

「とりあえす

              合格点だよ

                        エド・スクレイン」字余り

ドラマのトランスポーターはまだ見てないので、これから見てみようかな。