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映画「プリズナーズ」ラストに至るまで難解。ネタバレ見てからもう一回観よう!

ヒュー・ジャックマンとジェイク・ギレンホールという実力派の2人が共演する映画「プリズナーズ」を借りてみました。

 

誘拐された娘を救うため、一線を越えていく父の物語という事で、骨太のサスペンス感が漂いますね。

 

映画「プリズナーズ」のあらすじ

田舎町の工務店を営むケラー・ドーバーは感謝祭のお祝いをする為に、妻のグレイスと息子のラルフ、娘のアンナの4人で、近所のフランクリンの家に向かいました。

映画「プリズナーズ」の画像

 

フランクリン家も、妻のナンシーと娘のイライザ、ジョイの4人家族で、家族ぐるみで仲良くしていたのです。

 

お祝いをしている最中、子供たちは4人で外へ遊びに出掛けます。

 

4人で外をぶらついていると、道にキャンピングカーが停まっており、小さいアンナとジョイはキャンピングカーの後ろに付いているハシゴを登り始め、上に登ろうとしました。

 

慌ててラルフとイライザは2人を車から降ろし、人の車にそんな事してはいけないとなだめます。

しかも、車の中からは音楽が流れており、中に人がいる様でした。

 

フランクリンの家に戻ると、リビングで感謝祭を楽しんでいる両親の所にアンナがやって来て、お気に入りのホイッスル(笛)を取りに行きたいから、ジョイと一緒に一度家に帰ると言い出します。

 

グレイスは、ラルフに付いていってもらいなさいと注意すると、アンナとジョイは部屋から出て行きました。

 

しばらくしても、2人の姿が見えないので、ケラーは別の部屋でテレビを見ていたラルフとイライザに、小さい妹達が来なかったかと尋ねると、来ていないと言います。

 

不審に思い、皆で家の中や家のまわりを探しますが、2人は見つかりません。

 

多分2人だけで家に帰ったんだろうと、ケラーは家に帰り、2人を探しますが家にも姿はありません。

 

フランクリン家に戻り、2人の行方について話をしていると、ラルフがキャンピングカーの事を思い出し、もしかしたらそこにいるかもしれないと言います。

 

ケラーとラルフは急いでキャンピングカーが停めてあった場所へやって来ましたが、キャンピングカーはすでになく、停めてあった場所は空き家の前だったので話を聞く事も出来ませんでした。

 

警察へ通報すると、しばらく経ってからキャンピングカーが発見され、運転していた男も逮捕されたとの報せを受けます。

 

映画「プリズナーズ」の画像

逮捕したロキ刑事によると、キャンピングカーに子供達の姿はなく、逮捕したアレックスという男は10歳程度の知能しかないので、嘘発見器も役に立たないと言います。

 

さらに、キャンピングカーに子供がいたと言う証拠も出ないので、2日後には釈放するしかないと説明しました。

 

それでも、今はアレックスしか手掛かりがない以上、別件でも何でもいいから拘留しておいて欲しいとケラーはロキ刑事に懇願しますが、拘留期限が来てしまい、アレックスは釈放されてしまうのでした。

 

納得いかないケラーは警察署から出てくるアレックスを捕まえて、娘達をどこへやったのかと問いただします。

 

映画「プリズナーズ」の画像

すると、アレックスは小さな声で「僕といる時は泣かなかった」とつぶやきました。

 

しかし、その言葉を聞いたのはケラーだけと言う事で、ロキ刑事は逮捕するに至る証言にはならないと決めました。

 

アレックスは必ず事件に関わっていると考えるケラーは、釈放されたアレックスを監視する事にします。

 

監視していると、アレックスが犬の散歩の為に家から出て来る時に、歌を口ずさんでいるのが聞こえました。

 

その歌はアンナとジョイが感謝祭の日に歌っていた替え歌だったのです。

 

犯人がアレックスだと確信したケラーは、アレックスを拘束し、今は使っていない祖父の家に監禁します。

 

そして、警察には頼らず、自分でアレックスの口を割らせようと拷問を開始するのでした。

 

映画「プリズナーズ」の画像

果たして、アレックスは犯人なのか?  一線を踏み越えたケラーはどうなってしまうのか?  と言ったお話です。

 

映画「プリズナーズ」の主なキャスト

ヒュー・ジャックマン

ジェイク・ギレンホール

ビオラ・デイビス

マリア・ベロ

テレンス・ハワード

  

 

映画「プリズナーズ」のレビュー(ネタバレ有)

いや〜、骨太でした。

まず時間が長いですね、153分あります。

でも、出ている俳優さん達の真に迫る演技も良かったし、ストーリーも最後まで飽きさせない様になっていて、中だるみする事なく集中して観賞できました。

 

ヒュー・ジャックマンの一線を越えてしまう父親の演技も、ジェイク・ギレンホールのあらゆる可能性を考える刑事も、素晴らしい演技でしたね。

 

カッコいいし、演技も上手いし、2人とも言う事ないですよ。

映画「プリズナーズ」の画像

 

結末はと言うと、ビックリもあったし、まさかと思う展開でもあったし、満足です。

 

真犯人はアレックスの叔母さんとされている人で、アレックスは真犯人の叔母さんに26年も前に誘拐された被害者でした。

知能が低いので洗脳されてたみたいですね。

 

1つ難癖をつけるならば、10歳程度の知能しかないアレックスが、ケラーにボッコボコにされたり、熱湯をかけられたりしても、頑として口を割らなかったのはちょっとおかしいかなと思いました。

 

10歳位の子供であれば、痛い事されたら何でも喋っちゃう様な気もするんですけどね。

 

とにかくアレックスは最後まで口を割らないし、かなりかき回された感はありました。

 

ストーリー自体は、結末に至るまでに他の容疑者も出てきますし、セリフの1つ1つも何かの伏線になっていたりするので、かなり難解ですね。

 

なので、何回も見た方がより理解を深められると思います。

 

ちなみに僕も2回観ました。

153分を2回観るという事は300分以上も1つの映画に費やしたと言う事になりますけど、それが苦にならない魅力のある作品でした。

 

レビュー俳句

「難解だ!

          たくさん観ろよ

                                何回も」

ちゃんと理解したい人は、複数回観ることをオススメします。

 

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ジェイク・ギレンホールはコチラにも出演

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