映画「少女」湊かなえ原作。イヤミスと言うジャンル自体が後味悪いかも
湊かなえの小説を映画化した「少女」が面白そうな感じがしたので、色々と調べてみました。
本田翼と山本美月と言った僕のお気に入りも出ていますし、アンジャッシュの児嶋一哉も注目ですね。
映画「少女」のあらすじと予告
高校2年生の桜井由紀は読書好きで、自ら小説も書いていました。
同じ高校2年で、由紀の親友・草野敦子は、優秀な剣道の選手でしたが、団体戦でミスを犯し負けてしまった事から、いじめにあっていたのです。
助けられない由紀といじめられている敦子、闇を抱える2人は、夏休みに入る前に転校生の紫織から、親友の自殺についての話を聞きます。
それからと言うもの、「自分も人の死を目撃してみたい」と思うようになっていきました。
そこで、由紀は小児科病棟へボランティアに行くことにし、重病の少年の死を目撃しようとします。
いじめにあっている敦子は、老人ホームで手伝いを始め、入居者の死を目撃することで、生きる勇気を得ようとするのでした。
映画「少女」の主なキャスト
本田翼
山本美月
真剣祐
佐藤玲
児嶋一哉
稲垣吾郎
個人的には、アンジャッシュの児嶋に頑張ってもらいたいです。
コント仕掛けのスペシャリストと言われるくらいコントもこなしてますし、演技力も意外に高いと思ってるんですよね。
「マルモのおきて」や「フリーター、家を買う」は観てました。
なんか自然で上手かったですよね。
後は、やっぱり解散が決まったSMAPの稲垣吾郎が出ているので、いろんな意味で頑張ってもらいたいです。
映画「少女」の原作
原作は「告白」で知られる湊かなえの小説「少女」です。
「告白」では本屋大賞を受賞しています。デビュー作でのノミネート・受賞は、史上初との事で、才能が開花した瞬間ですね。
300万部を超える大ベストセラーとなった「告白」の次に出したのが「少女」で、コミック版もあるんですね。
「イヤミス」って何?
イヤミスとは、湊かなえが広めたと言われる小説のジャンルで、読んだ後に嫌な気分になるとか、後味が悪いミステリーの事を言うようです。
でも、あくまで湊かなえは「告白」でイヤミスを広めただけで、最初に使ったのは霜月蒼と言う人らしいです。
他にもイヤミスを得意としている人が何人かいるらしく、沼田まほかる、真梨幸子、秋吉里香子、歌野昌午などがそうなんですって。
嫌な気分になる、後味が悪いというのは単純なハッピーエンドではないという事ですから、スッキリはしないんでしょうね。
イヤミスと言うジャンルに関しても、「後味が悪くなるよ」とか「見ない方がいいよ」とか言われると見たくなる気持ちを利用した商売のような気がして、「イヤミス」と言うジャンルそれ自体に、ちょっと後味悪い感じがしますけどね。
ま、それは仕方ないですよね。
「限定商法」と同じようなことですからね。
限定とか、見るなとか言われてら、どうしても買ったり、見たりしたくなりますもんね。
一番初めに「イヤミス」と言う言葉を使い始めた霜月蒼と言う人が、商才があったんですかね。
とにかく、後味悪くても観たくなったのでしょうがないです。
映画館かどうかはわからないですが、観ますね。
公開日
映画「少女」の公開日は、2016年10月8日から全国でロードショーです。
(C)2016「少女」製作委員会