映画「進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド」皆が言うほど悪くなかったよ 「進撃の巨人」レビュー
一作目を観たので、事のついでに「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」を借りてみました。
なんだか酷評だった前作に続いて、今作もまた酷評みたいですが、僕は原作には思い入れがまだないので、あくまで素直な心で鑑賞してみたいと思います。
あらすじ
前作で巨人と化したエレンは、人類の脅威として調査兵団に囚われてしまうのです。
拘束衣を着せられ、兵団の指揮官クバルに何者かと問われ、自分は人間だと主張するエレン。しかし、エレンは巨人になれるのに拘束衣程度で勝ち誇る兵団が悲しく映ります。
アルミンをはじめとする仲間達が、エレンは人間で自分達を助けて、巨人を倒してくれたと訴えますが、クバルは聞く耳を持たず、エレンを射殺するよう命じます。
痺れをきらした、ソウダがクバルを説得しようとするも、あえなく射殺されてしまいます。
その時、突如としてエレンと似た雰囲気を持った鎧の巨人が現れ、エレンを鷲づかみすると兵団を壊滅させ立ち去っていってしまいました。
なぞの巨人は一体何者なのか? エレンはどうなってしまうのか? と言ったお話です。
「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」予告
エンド オブ ザ ワールドのレビュー
前作「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」で疑問に思っていた外国人の巨人が、ついにエンド オブ ザ ワールドで出てきました。
前作のレビューはこちら
やっと、世界中で巨人災害が起きていたんだと納得して観る事が出来ました。
特に説明は無かったですけど、壁の中の町は世界中にあるんだなと想像できる描写が入っていてすごくすっきりした感覚になったのが嬉しかったです。
喉に引っかかっていた魚の骨が取れたような気分と言いますか、大きな耳あかがゴソっと取れたような気分と言いますか、日焼け後の皮が綺麗にペリペリと取れたような気分と言いますか、、、、もういいですね。
とにかくすっきりしました。
ストーリーもやっぱりエンド オブ ザ ワールドの方が面白かったですね。前作で消化不良だったところがどんどん解明されていたので、映画を楽しむ感覚が今作で戻って来ました。
「進撃の巨人」の実写映画に関しては、原作ファンを置き去りにしたとか、ないがしろにしたとか色々と言われていますが、僕みたいに原作をほとんど知らずに「進撃の巨人」に入ってくる人がいるし、映画が話題になったおかげで原作もまた読まれる機会が増えたと思うので、相乗効果があってよかったと思います。
事実、僕もこれから原作を読んでみようと思っています。
ファンの方には、物足りない内容だったかも知れませんが、新たな進撃読者やファンの開拓には一役買ったすごい映画だと感じます。
すごい映画だと、僕が言いたいニュアンスと少し違いますね。話題を作った映画と言うところですか。
さらに続編がありそうな終わり方が、いい意味でも悪い意味でも、かなり気になりましたけど。
2作とも観てみて感じたのは、「そこまで酷評されるような悪事は働いていないよね」と言う事です。
原作はとりあえずおいて置いて、素直な気持ちで観ればまあまあの映画だったなと思えるはずです。
レビュー俳句
「酷評は
観る側が作った
冤罪かもね」
僕はレンタルした代金分以上に楽しめました。