リピーテッド(二コール・キッドマン) あらすじ&レビュー
どこか映画館か前に借りたDVDか分からないのですが、この映画の予告を目にして覚えていたので借りて見てみました。
あらすじ
ニコール・キッドマン演じるクリスティーンと言う女性がおりまして、この女性は記憶障害で朝目覚めると昨日まの記憶は一切覚えておらず、20歳前後の記憶になってしまうと言うのです。
そんな状態でよく生活できるなと思ったのですが、やはり一人では生きていけないらしく、旦那さんのベンと暮らしています。
彼女は、毎朝起きるとベンを見て「うわっ、誰?!」ってなるのですが、自分の事や二人の結婚生活などについてベンから説明されて「そうなのか」となって1日を暮らします。が、次の朝また「うわっ、誰?!」ってなります。
その繰り返しと思いきや、一人になった時に記憶障害の治療の主治医だと言う人から電話がかかってきて、治療の一環で映像日記をつけていると聞かされます。
ちなみにベンはちゃんと働いていてクリスティーンに説明し終わったら出勤しますので、日中は彼女一人です。
映像日記の内容と主治医からの話、そして旦那さんの説明全てが微妙にズレていて誰が本当の事を言っているのかクリスティーンにも見ている人にも分かりません。
そこが面白いところで、どんな結末になるのか乞うご期待と言った話です。
【レビュー】
サスペンスミステリーのお話ですね。主人公のクリスティーンと一緒になぞを解き明かそうと言う趣向になっているのですが、序盤は主治医と旦那さんのベンしか出てこないので選択肢は少なめです。
しかし、後半になってもクリスティーンの友達の女性しか出てこないので結局最後まで主治医と旦那の二択なのです。 アイディアはすごく面白く、予告も大変興味をそそられる内容だったのですが、いかんせん二択なので伏線などもあまりなくどちらが嘘をついているのかな~、はいこっちでしたーとサラッと流れて行ってしまいます。
あと、結婚生活とか昨日の事とか全部忘れてしまうのに、朝ベンに説明されただけで受け入れてしまうクリスティーンにも多少違和感があります。
ニコール・キッドマンは相変わらず可愛いし、綺麗だし、演技も上手で彼女には引き込まれるのですが、内容が薄いのでもったいなかったなと思いました。
レビュー俳句
「忘れても
すぐ受け入れる
映画だもん」
まあまあ面白いですよ。