「アウトキャスト」第八話。悪霊に取り憑かれるとは何なのか?疑問です。
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前回は、アンダーソン牧師が町の人達の前で、やらかしてしまって、引かれると言う所で終わってました。
アリソンもアンバーをカイルのところに置いてどっか行ってしまうし、今回はどうなったのか気になるところです。
アウトキャスト第八話のあらすじ
悪霊な取り憑かれる前のシドニーの過去の姿から始まります。
シドニーは以前ゲームセンターの店員をしており、そこに来る子供をさらっては虐待をしていました。
そして、悪霊に取り憑かれてからこの町に流れ着いたのです。
追悼式でのアンダーソン牧師の話から、ガイルズ署長はシドニーを暴行罪で逮捕する事に踏み切りましたが、アンダーソン牧師はその行動が町の噂になり、イカれた牧師のレッテルを貼られてしまうのでした。
教会の礼拝にも人は集まらなくなり、だんだんと町では浮いた存在になってしまいます。
シドニーが逮捕されたと聞いて、それではなんの解決にもならないと感じたアンダーソン牧師は、ガイルズ署長を訪ねますが、署長は町を守る為にシドニーの正体を知りたいと言います。
その頃、アンバーを連れて母親の見舞いに来たカイルは、花瓶に花がさしてある事を不思議に思い、職員に見舞客があったのかと尋ねると、白髪で、帽子をかぶった男が見舞いに来たと聞かされます。
見舞客がシドニーの事だと察知したカイルは、警察署に行き、話を聞く事にします。
果たして、シドニーは何者なのか? アンダーソン牧師は町の住人達の信頼を取り戻せるのか? といったお話です。
アウトキャスト第八話のレビュー(ネタバレあり)
アンダーソン牧師が、どんどんと変人になって行く姿がとても可哀想でした。
必死になればなるほど周りの人は離れていくと言う典型ですね。
アンダーソン牧師がやられる所を見ていたパトリシアの息子も、パトリシアとアンダーソン牧師が恋仲になるのを嫌がっており、アンダーソン牧師を陥れようと画策するんです。
警察でアンダーソン牧師が自分で傷をつける所を見ていたと嘘の証言をして、シドニーを釈放させ、家には帰りたくないとシドニーと暮らし始めたのは、危険な匂いがしますね。
取り憑かれる前のシドニーは子供を虐待する老人ですから、この後には何かあると思います。
そのシドニーが捕まっている時に、カイルにした話によると、普通の暮らしの中で突然取り憑かれ、最初の数日はツラく、暴れる事もあるが、その後は落ち着いて来ると言ってました。
カイルの母親に関しても、無理に悪霊を追い出さなければ、今でも一緒に暮らしていただろうと。
追い出す事で、その人の半分を引き裂いたから寝たきりになっていると言います。
前回、追悼式でカイルに触ってジュッとなったおばちゃんは、消防署のオグデンの嫁だったらしく、ガイルズ署長はそれをアンダーソン牧師にも相談しましたみたいなんです。
町中から白い目で見られるアンダーソン牧師は名誉を回復しようと、オグデンの嫁を連れ去って、カイルに悪魔祓いをさせようとしますが、シドニーの話を聞いているカイルは断るんです。
オグデンにしても、嫁が取り憑かれているのは分かっているけど、元には戻したくないと言うんです。
取り憑かれていても嫁は残っていて、前より元気だし、一緒に暮らしたいとまで言ってました。
この話で、悪霊達の目的が全くわからなくなりました。
普通に人として暮らす事が目的なんでしょうか?
ジョシュアやブレイクの時の事を考えると、取り憑かれて悪くなるケースもあるとは思うんですが、どうなんでしょうか?
最初の頃によく出て来た「大融合」と言うのが何か判明しないと何もわからないですね。
とにかく、名誉の回復に失敗したアンダーソン牧師は教会もクビになって、パトリシアの元へと逃げて行きます。
息子がシドニーと一緒にいるとも知らずに。
でも、シドニーは取り憑かれる前に監禁していた少年を、取り憑かれてから逃がしているので、いい奴なのか悪い奴なのかまだ判断ができませんね。
それはそうと、マークとメーガンは無事に仲直り出来たので良かったですね。
カイルもアリソンを殴った時の真相を打ち明けたので、メーガンファミリーと仲良くなりました。
次回以降に牧師の復活があるのか楽しみです。
レビュー俳句
「シドニーは
いい奴なのか
どうなのか?」
悪霊に取り憑かれるという事がどういうことなのか疑問が残る回でした。
第九話はコチラから
最終回はコチラから