柴咲コウの溢れる魅力全開! 舞妓Haaan!レビュー
懐かしの映画「舞妓Haaaan!」を借りてみました。阿部サダヲのはっちゃけた演技とクドカンのコラボレーション映画です。
柴咲コウも若くて可愛いです。
舞妓Haaaan!のあらすじ
修学旅行で京都の舞妓に出会ってから、熱狂的な舞妓ファンとなった阿部サダヲ演じる、食品会社勤務の鬼塚が主人公です。
鬼塚は舞妓サイトを作り、管理人として自分で京都まで行って撮った写真などをアップしていました。
楽しくサイト運営をしていたんですが、1人だけ管理人をディスる書き込みをしてくる訪問者がいて、いつもコメント蘭で熱い戦いを繰り広げていました。
そんなある日、鬼塚に京都への異動命令が出ます。舞妓の本場に住めるとあって、京都出身と嘘をついていた恋人の富士子をあっけなく捨て、喜んで京都へと行くのでした。
京都生活が始まり、遂に舞妓遊びが出来ると勇んでお茶屋へと行く鬼塚でしたが、一見さんお断りの洗礼を受け、あえなく惨敗してしまいます。
そこで、自らの勤める食品会社・社長の鈴木が常連さんだという事を突き止め、一緒に連れて行ってもらえるよう懇願するのでした。
仕事で成果を出したらと言う条件付きで同行を許された鬼塚は、がむしゃらに働き、遂にお茶屋デビューとなります。
憧れのお茶屋で、はしゃぐ鬼塚でしたが、そこで出会った男・内藤は、サイトを荒らすコメントを残した因縁の相手だったのです。
そこから鬼塚は、事あるごとにお茶屋で内藤と張り合い、熾烈な戦いを繰り広げていきます。
果たして、鬼塚は内藤に勝つ事が出来るのか? 充実したお茶屋ライフを送れるのか? と言ったお話です。
舞妓Haaaan!のレビュー
良く言えばクドカンらしさの出ているハチャメチャ・ムービーでしたが、悪く言えば、クドカンらしさだけの映画でした。
もう1つアクセントが欲しかったところです。
阿部サダヲも内藤役の堤真一も演技が上手いので、それなりに観れてしまうのですが、いまいちストーリーに中身がなさ過ぎたかなと思います。
ストーリーの中身が無いなら無いで、アメリカのコメディ映画の様に、もっとムチャクチャして、もっとトコトンぶっ飛んで欲しかったです。
笑えるところは確かにありましたが、ストーリーが弱いので、薄く感じます。
ストーリーが弱い分、役者の魅力があったので映画全体としては十分観れるんですけどね。
阿部サダヲと堤真一、それから若い頃の柴咲コウ、この3人の魅力にずいぶん助けられてますね。
柴咲コウは、サナギからかえったばかりの蝶のような、出来立てのパンのような、湯気が出ていてホッカホカの魅力がたっぷりでした。
現在、活躍している人の伸び盛りの時期の映画を観るのは楽しいですね。
レビュー俳句
「柴咲コウ
初々しくて
僕虜!」
目力はんぱないです。