「ジュラシックニューワールド」ってあの映画のドラマ版かしら?
TSUTAYAの新作ドラマコーナーで「ジュラシックニューワールド」なるものを発見したので、ワクワクして借りてみました。
例の映画のドラマ版だと思ったら、全くの別物でした…
あの大ヒット映画「ジュラシック・ワールド」のドラマ版だと思って借りたんですけど、観てみたら全然違いました。
雰囲気も設定も違うのでがっかりです。とりあえず第1話だけ見たのでレビューを書きます。
とりあえず、第1話のあらすじ
話はいきなり、スカイジャンパーが巨大な翼竜に襲われるところから始まります。
時空の亀裂が発生し、恐竜が過去から現代社会へとやって来ていたのです。
まだ、世間の誰もその事実を知らない時、すでにその事に気付いている人間がいました。
発明家で会社経営者のエヴァンです。
彼は時空の亀裂の存在にいち早く気付き、そこから恐竜が現代にやって来ている事を突き止めます。
そこで、捕食動物対策班のドレイクに協力を仰ぎ、恐竜の捕獲と、時空の亀裂の研究を行っていました。
立て続けに、恐竜の仕業と思われる食い散らかされた死体が発見され、エヴァンはついに恐竜と遭遇する事になったのです。
果たして、エヴァンの運命は? 何故、時空の亀裂が発生するのか? と言ったお話です。
とりあえず、第1話のレビュー
本当にがっかりでした。「ジュラシック・ワールド」とは似ても似つかないドラマで、共通点は恐竜を題材にしているという事だけです。
映画じゃなくドラマなので、作品全体の時間の尺が長いからなのか、展開にスピード感がほとんど無くてハラハラドキドキもせず、淡々と進行していってしまう感じでした。
それから、演出の古さが何だか目立ってましたね。恐竜を登場させる時に、最初は恐竜の鳴き声と影、が出てきて、恐竜は画面に映さないんです。
襲う時にバーンと出てくる感じなんですが、もう恐竜が出てくるのはパッケージでも分かるし、何故シルエットを使って恐竜の登場を引き伸ばしたのか、甚だ疑問です。
第1話には2種類の恐竜が出てくるんですが、両方ともシルエットからの登場でした。それが、なんとも古臭い印象を与えてきます。
恐竜のCGも綺麗だし、動きも滑らかで違和感がないし、恐竜だけ見れば、本家の「ジュラシック・ワールド」と比べてもそんなに遜色はなく、安っぽさはないはずなんですが、B級の匂いがプンプンしてくるのは、細かい演出などのせいなんでしょうか。
とにかく、限りなくB級に近いドラマでしたね。
ストーリーには色々と謎の部分が残されていて、エヴァンがなぜいち早く察知出来たのかとか、怪しい政府機関の人間がいたり、この件から手を引けと言ってくる人物がいたりするんです。
しかし、テンポが悪いからなのか、不思議ともっと知りたいとか思わなかったです。
海外ドラマの醍醐味である「よし!次見よ、次だ!次だ!」って止まらなくなる感じにならなかったのがツラいですね。
気が向くか、相当暇だったら2話目以降も観てみようかな。
邦題のつけ方が作為的
全く関係ないのに、あえて似せてきてる所が作為的であり、打算的であり、残念ですね。
原題が「プライミーバル:ニューワールド」って言うカナダのドラマで、元々あった「プライミーバル」と言う恐竜ドラマのスピンオフ作品だったんです。
それを、邦題にプライミーバルって付けても誰も見向きもしないから、「ジュラシック・ニューワールド」にしちゃおうと言う担当者の考えがやらしいです。
そして、まんまと借りてしまった自分がくやしいです!
このドラマに出ている役者さん達だって、制作サイドだって、パクリドラマを作っている気は無いのに、こんな邦題つけられたらパクリ作品だと思われてしまいますよ。
この邦題を付けた人は、カナダに行って謝るべきですね。
本物はこちら
レビュー俳句
「騙すなよ!
名前がサギだぜ
くやしいです!」
違う名前だったら、続き見たかもしれないのに…