映画「グラスホッパー」生田斗真と山田涼介は似ていると思います!
伊坂幸太郎のベストセラー小説を映画化した作品「グラスホッパー」を借りてみました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」とか伊坂小説が原作の映画は好きなので、楽しみにしていた作品です。
映画「グラスホッパー」のあらすじ
物語の主人公は元理科教師の鈴木(生田斗真)です。
鈴木には同じ学校で働く、百合子(波瑠)という婚約者がいます。
あるハロウィンの夜、渋谷のスクランブル交差点は仮装した人や若者たちでごった返し、お祭り騒ぎとなっていました。
その交差点で百合子が信号待ちをしていると、ハロウィンのカボチャのマスクを被った子供と出会います。
聞けば、親とはぐれて迷子になってしまったと言うのです。
百合子が信号の変わった交差点を子供の手を引いて渡り始めると、1台の暴走した車が他の歩行者をひき殺しながら迫って来て、百合子も巻き込まれて、死んでしまったのです。
鈴木は悲しみに暮れて、事故現場であるスクランブル交差点に立ち尽くしていると、一枚の紙切れが目の前に落とされました。
中には、「本当の犯人は別にいる。フロイラインの寺原親子を調べろ」と書いてあったのです。
百合子を殺した本当の犯人に復讐するため、鈴木は教師を辞め、セールス会社のフロイラインに潜り込みます。
ダイエット製品を扱うフロイラインでキャッチセールスをやっていると、元教え子だと名乗る女(佐津川愛美)が現れます。
鈴木は、上司の比与子(菜々緒)に促され、女を事務所に連れていくと、比与子は女に睡眠薬を飲ませ、拉致してしまいました。
そのことをフロイラインの会長・寺原の息子である通称ジュニアに伝えると、ジュニアが女を引き取りに来ると言います。
復讐の相手である寺原の息子が来ると聞いて、鈴木は身構えますが、なんと目の前でジュニアが車に轢かれて死んでしまいます。
それは、押し屋(吉岡秀隆)と呼ばれる殺し屋の犯行で、鈴木は現場から立ち去る押し屋を尾行することになってしまいます。
一方、自殺屋と呼ばれる殺し屋の鯨(浅野忠信)は、寺原会長の裏の仕事について知りすぎてしまったと寺原会長から命を狙われます。
雇われたのは蝉(山田涼介)と呼ばれるナイフ使いの殺し屋でした。
果たして、鈴木は殺し屋が入り乱れるこの事態の中、復讐を成し遂げられるのか? と言ったお話です。
映画「グラスホッパー」のレビュー
原作の小説はまだ読んでなかったので、読んでみたくなるような映画でした。
ストーリーのテンポやアクション、程よい謎と最後の種明かしなど、最初から最後まで割と楽しめました。
ただ、上映時間的な都合などもあるんでしょうが、鈴木以外の中心人物である鯨と蝉の掘り下げが少し不十分に思えるので、そちらは小説で楽しみたいと思います。
特に、蝉の方はまだまだ何かありそうで結局描かれなかった感が結構あったので、どうして殺し屋・蝉になったのか、相棒の岩西との関係や出会いなど、原作読んでないので書いてあるのか分からないですけど、これから読む期待感があります。
種明かし自体はそれほど驚くような内容でもなく、分かりやすい伏線もたくさんあったので、驚愕はなくライトな感じでした。
それはそれでこの作品にあっていて良かったと思います。
この作品の良さは、ストーリーのテンポの良さと登場人物たちのキャラクターや世界観だと思うので、観ていて飽きないように作られていたのは好印象です。
ここからは無駄話です。
元教え子の女の役を佐津川愛美がやっていたので、「おっ!」となりました。
「ヒメアノ~ル」を観て以来、気になっていたので注目し過ぎて、前のめり気味に観てしまいました。
最後の方のセクシーな衣装は「む、む、むっ!」と知らず知らずのうちに、さらに前のめりになっていました。。。
佐津川愛美良いですね。これから伸びますよ、きっと。
ヒロインとして大活躍のヒメアノ~ルはコチラ
無駄話2。
生田斗真と山田涼介ってパッと見顔似てますよね。
この映画では、生田斗真は黒髪で、山田涼介は金髪でしたが、蝉の一番最初の登場シーンで、薄暗い中から山田演じる蝉が現れた時に、「あれ?鈴木が金髪になってる」と思ってしまいました。
明るいところに出てきて、「あ~、なんだ山田くんか~」となりました。
あの二人顔似てますよね。えっ!?僕だけ!?
レビュー俳句
「山田くん
蝉でスピンオフ
やらないか?」
映像化しても面白い伊坂作品はさすがですね。
原作はコチラ
生田斗真の主演作「秘密 THE TOP SECRET」はコチラ
「予告犯」はコチラ