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映画「クーデター」タイでは上映禁止になる程の恐ろしさ

パッケージの裏面を読んでみて、クーデターの起きた国に取り残されるという設定がすでにハラハラ・ドキドキしているので映画「クーデター」を借りてみました。

 

日本では考えられない事ですけど、世界では起こりうることですから怖いですよね。

 

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映画「クーデター」のあらすじ

東南アジアのとある国へ、妻と娘2人を連れ海外赴任をしてきたジャック(オーウェン・ウィルソン)が主人公です。

 

空港に到着したジャックは、ホテルまで行くのにタクシーを捕まえようとしますが、ハモンド(ピアース・ブロスナン)という旅行者に出会い、タクシーはぼったくりが多いとアドバイスをされます。

 

また、ハモンドは知り合いが迎えに来るのでホテルまで乗せていってやると言い、ジャックはそれに従う事にしました。

  

次の日、赴任先へ着いたのに会社から連絡がない事を不審に思ったジャックは、新聞を買いに町へと向かいました。

 

しかし、自分で読める英字新聞は3日前のものしか売っておらず、何も状況は分かりません。

 

仕方なくホテルに戻ろうとすると、通りの向こう側から警官隊が姿を現し、何かあったのかと反対側を見ると、そちらからは武装した集団が現れたのです。

 

そして、目の前で衝突し、暴動が始まりました。

 

訳も分からず巻き込まれてしまったジャックはその場を離れ、とりあえずホテルに戻りますが、ホテルにも暴徒達は押しかけており、宿泊していた欧米人を処刑する場面を目撃します。

 

危険を感じたジャックは、非常階段を使い部屋へと 戻り、妻と娘2人を連れ、逃げ出しますが、追い詰められてしまいます。

 

その時、ハモンドが現れ、なんとかピンチを脱しますが、ホテルの外の暴徒は「外国人を殺す。捕虜はとらない。皆殺しだ。」とますます勢い付き、沈静化の兆しは全く見えません。

 

果たして、ジャックは無事に家族を連れてこの国を脱出出来るのか?  と言ったお話です。

 

映画「クーデター」のレビュー

とても恐ろしい映画でした。。。

クーデターがない国に生まれて良かったなぁとしみじみ思いましたね。

 

ホテル内のシーンで、バッタバッタと外国人を殺しまくる暴徒が迫り来るところは、へたなホラー映画より怖くて、戦慄を覚えました。

 

アクション映画だと思っていたので、もっとライトな表現かなと想像していたんですが、普通に怖いです。

 

途中で暴徒達が何故行動を起こすに至ったかが分かるんですが、彼らには彼らなりの理由があって、ハモンド曰く、皆自分の家族を守る為に戦っていると言うセリフがズシンと来ましたね。

 

「家族を守る為に武器を取る」

その重みが堪えました。

 

政治が不安定な国ではそういう事もあり得るんだなと、また違った恐怖が襲ってきて、平和って大切なんだなと改めて思い知りました。

 

そんな気持ちが湧いてきて、何かしようと思いたち、コンビニの募金箱に小銭を入れましたね。

何に使われてるか分からない募金箱ですが、とりあえず入れました。

 

意外とメッセージ性の強い映画でしたとさ。

 

余談ですが、撮影地であるタイでは上映禁止になっていたようです。

 

結構凄惨ですからね、致し方がない。

 

レビュー俳句

 「平和って

              当たり前では

                               ないんだなぁ」

不況でもなんでも、平和な国に生きている事に感謝ですね。