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映画が好きなので自分のアーカイブとしてまとめて行くので良かったらご覧あれ。 映画を中心に最近見たものをざっくばらんにレビューしてみようと思います。 【一人遊びが好きなので、映画・漫画・ゲーム・アプリ等とにかく全般】

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漫画「エンジェルボイス」評価高し!ネタバレ有、読んだ人だけ見てね。

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感動作「エンジェルボイス」を読み返してみました。

 

不良たちの絆と頑張り、そして命の大切さなど、いろんな要素がたくさん詰まった全40巻の大作ですが、2日で読破しました。

 

漫画「エンジェルボイス」のあらすじ

千葉県習志野市にある市立蘭山高校が物語の舞台です。

 

この「市蘭」には、「県内最強軍団」と呼ばれるサッカー部が存在していました。

最強軍団と言ってもサッカーの実力ではなく、喧嘩の実力で、部員は腕っぷしに自信のある不良がほとんどでした。

 

部員たちはサッカーなど全くせず喧嘩に明け暮れ、「県内最強軍団」と呼ばれるようになってからは不良たちの憧れの存在となり、最強軍団に入りたくて市蘭入学を目指す者もいるほどです。

 

そんな、市蘭に中学時代に喧嘩で最強と言われた4人の男が入学します。

成田信吾、乾清春、尾上輝久、所沢均の4人です。

 

時を同じくして、過去に不良だらけのサッカー部を立て直したと言う実績を買われ、黒木鉄雄が監督として校長にスカウトされ、市蘭へとやって来ました。

 

しかし、学校内の教師には、不良の巣窟と化したサッカー部を廃部にし、新たなサッカー部を新設した方が効果的だと考える廃部推進派もいます。

黒木と校長は、それではあまりに乱暴すぎるだろうと考え、現在のサッカー部の立て直しを図るのでした。

 

廃部推進派との話し合いの結果、県内ベスト4に入る事を条件として、サッカー部の立て直しを目指すことになります。

しかし、高校サッカー激戦区の千葉でベスト4に入る事は普通の高校でも難しく、ましてや不良の集まりでしかない市蘭には、ほとんど不可能だと思われていました。

 

立て直しに向けて黒木が最初に取った行動は、中学最強と言われた4人の1年をサッカー部に引き入れることでした。

 

不良たちの集まるサッカー部に入ったとしても、心身ともに挫けない屈強な男達が必要だったのです。

その上で、不良たちをサッカーに引き込む事を考えていました。

 

最初に声をかけた所沢は、サッカー未経験ながら、他にやりたいこともないと入部を快諾します。

 

乾はサッカー経験者で、以前はクラブチームに所属し、MFとしてナショナルトレセンにも選出されるほどの実力者でしたが、過去のチームメイトとのトラブルによりサッカーからは離れていました。

黒木が声をかけても、当然断りを入れてきます。

 

乾の経歴を聞いた成田は、自分もサッカー経験者なこともあり、ライバル心をむき出しにして、乾にサッカーで1対1の勝負を挑みます。

 

勝負は乾の圧勝でしたが、成田のボールに対する執着心と常人離れしたスピードを目の当たりにし、パサーとしての情熱が徐々に燃え始めるのでした。

 

成田は、乾へのリベンジを果たすためにサッカー部への入部を決めます。

 

その後、尾上にも断られ、新生サッカー部のスタートは成田と所沢の2人、それから不良たちの追い出しにもめげず、サッカー部に残り続けた2年生の百瀬宏一、この3人でのスタートとなったのでした。

 

練習初日、成田と所沢は、着替えのために不良部員たちの溜まり場となっているサッカー部の部室へとやってきます。

 

そこで平然と着替える2人を見て、ナメられていると感じた不良たちの頭である尋猶が成田に殴り掛かり、壮絶な殴り合いのタイマンが始まってしまうのでした。

 

辛くも打ち勝った尋猶ですが、下の者達が見ていなければ負けていたと唇を噛みます。

 

その頃、乾は成田との勝負でサッカーへの情熱が心にくすぶり始め、全国優勝の名門・船和学園に単身乗り込み、エースストライカーのユゥエル・カールソンと1対1の勝負を挑むのでした。

 

そこで、ユゥエルに全く歯が立たなかった事で、再びサッカーへの情熱が燃え上がり、サッカー部へと入部します。

 

尾上は、最強の称号が欲しくて尋猶に喧嘩を挑みますが、尋猶から「俺より成田の方が強い 」と拒否され、成田と喧嘩をすることになるのでした。

 

サッカー部で早く試合がしたいと思っていた成田は、人数集めの一環に「喧嘩に負けたらサッカー部に入れ」と条件付きで喧嘩を受けます。

そして、喧嘩に勝った成田は、負けて気を失っている尾上を担いで、練習に現れました。

 

尾上は帰ろうとしますが、黒木から1週間の期限付きでいいから入部してみてくれと言われ、しぶしぶ入部する事になります。

 

こうして、中学最強の4人を加えたサッカー部がスタートしました。

 

果たして、ベスト4に入り、廃部を免れることが出来るのか? 不良達はサッカーへと戻ってくるのか? と言ったお話です。 

 

漫画「エンジェルボイス」のレビュー(ネタバレ含む)

この漫画のレビューで割と多い意見として、「ルーキーズ」と「スラムダンク」に似ているとよく言われています。

 

まあ最初の設定は確かに「ルーキーズ」ですね。

野球とサッカーの違いだけで、不良たちを更生させるという目的が一緒だからどうしてもそう見えてしまうのは致し方がないですけど。

 

「ルーキーズ」っぽいのは最初の導入だけで、中盤以降の目的は全く変わってくるし、しっかりとした知識にのっとったスポーツ漫画になってくるので、この辺から少し「スラムダンク」に似てきます。

 

「スラムダンク」に似ていると思われてしまう要素として

1、絵が似ている。

2、主人公が最初は下手で、驚異的なスピードで上達していく。

3、天才がチームにいる。

4、仲が悪いチームメイトがいるが、大事な局面では協力する。

5、最大最強のライバル校のキャプテンの語尾が変。

 

 

1について、絵は本当によく似ています。

試合中の汗の書き方とか、目の書き方とか、輪郭や線の太さとか、読んでみたらわかると思いますが、そっくりです。

 

悪いことじゃなくて、絵がうまいので全然良いんですけどね。

 

2は、成田と桜木のキャラクターが重なる部分があって、成田がスパイクを買いに行くシーンと桜木がバッシュを買いに行くシーンは兄弟シーンだと思います。

店員とのやり取りとか試着する様とか、似てますね。 

 

3と4は合わせてもいいかな。

スラムダンクの流川役をエンジェルボイスでは2人の人物が担っていて、乾と尾上です。

 

流川と桜木、尾上と成田は普段お互いにパスを出しませんが、ここ一番の勝負時にはパスを出します。

そして、流川と桜木はバチンッと手をタッチして、尾上と成田は抱き合います。

 

バスケとサッカーで喜び方のリアクションは違いますけど、似てますね。

 

5に関しては、作者がわざとやってるんじゃないかなと思う位の設定です。

スラムダンクでは山王工業のキャプテン深津が語尾に「~ピョン」。

エンジェルボイスでは船和学園のキャプテン古川が語尾に「~ござる」。

 

深津は桜木にピョン吉と呼ばれ、古川は成田にござると呼ばれています。

わざとでしょ。

 

とまあ、ここまで似てる・似てると書き並べてきましたが、そんなことは「エンジェルボイス」がいい作品か、悪い作品かには関係ないんです。

 

その昔、「ワンピース」も「ドランゴンボール」に似ていると言われていた時期がありましたし、「フェアリーテイル」はその「ワンピース」に似ていると言われたりしています。

 

他のマンガに似ているかどうかは、その作品の良し悪しに全く関係ないんですよね。

ただ似てるなと思ったから、誰かに言いたくて書いただけです。

 

ここからが感想です。

「エンジェルボイス」はとても良い作品なんです。

 

スポーツ漫画であると同時に、人間愛や命の大切さが描かれていて、涙なしには読めません。

 

不良たちに仲間意識を持たせ、一つにまとめると言う役割を、高畑と言う女子マネージャーが担ってるんです。

その子が部員同士の喧嘩とかが起こった時に、とっさに歌を歌ってみんなを落ち着かせる、それがエンジェルボイスなんですね。

 

その子が脳腫瘍で死んじゃうんです。

 

しかも、船和学園との決勝戦の試合中に。

これが泣かずにいられますか?

 

その女子マネが、いい子なんですよ。

可愛くはないから、恋愛要素はほとんどないんですけど、素朴さ、ひたむきさ、優しさで皆から愛されていて、一番死んじゃいけない人なんですけど、死んじゃうんです。

 

入院が始まって、抗がん剤治療で髪の毛が抜けたり、危篤状態に何回もなったり、弱っていく姿が読んでて辛くて、悲しくて、でも読んじゃうという状態でした。

 

スポーツ漫画として、技術的な向上や精神のあり方を描きつつ、感動ドラマとして、人間の死と言うものと向き合う姿を描いていて、凄い作品だなと思いました。

 

漫画でここまで泣いたのは初めてかもしれないです。

読んでない人は読んだ方がいいですよ。 

 

レビュー俳句

「 こんなにも

     泣いた漫画は

          記憶にない」

電車の中や、公共の場所で読むのは危険です。

泣いてるとこ誰かに見られちゃうぞ!

 

 

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