映画「エージェント・ウルトラ」アクションシーンは面白いぞ!
ポップなパッケージと、コンビニのダメ店員が実はCIAのエージェントだったという設定が面白そうだったので、映画「エージェント・ウルトラ」を借りてみました。
アクションラブコメディに当たる作品なので、スカッと笑えるといいんですが。
映画「エージェント・ウルトラ」のあらすじ
お客さんがほとんど来ないすたれたコンビニで店員をしているマイク(ジェシー・アイゼンバーグ)が主人公です。
マイクは恋人のフィービー(クリステン・スチュワート)と暮らしており、プロポーズする為にハワイ旅行を計画し、指輪も用意していましたが、出発の直前になってパニック発作が出てしまい、結局行けなくなってしまいました。
家に帰って来て、オムレツを作り始めるマイクでしたが、マリファナに夢中になってしまい、あわや火事になりかけてしまったり、何をやってもうまく行きません。
そんなマイクをいつも優しく励まし、見守ってくれているフィービーをマイクは心底愛しており、ハワイ旅行でのプロポーズは失敗したけど、サプライズでプロポーズしようと 意気込んでいました。
マイクは絵が得意で、コンビニのバイト中暇な時間にオリジナルスートーリーのマンガを描いていました。
マイクは、そのコミックの中でプロポーズしようと思いつき、レジの合間にせっせとマンガを描いていたのです。
そんな時、サングラスをかけた見慣れない女性客が入ってくると、レジにいるマイクに向かって、呪文のような意味不明の言葉を投げかけてきました。
女性に問いかけても、その意味不明な言葉を繰り返すばかりで全く要領を得ませんでしたが、しばらくすると、女性は買い物もせずに立ち去ってしまいます。
不審に思いつつも、とりあえずその日の仕事を終え、家に帰ろうとマイクが店を出ると、自分の車に細工をしている怪しげな二人組の男がいました。
マイクが追い払おうと声をかけると、いきなり二人組は襲い掛かって来たのです。
その時、マイクの中で何かが覚醒し、たまたま持っていたスプーン1本で二人組を倒してしまいました。
何が起きたのか自分でも理解出来ないマイクでしたが、駆けつけたフィービーと共に、そのまま逮捕され、拘留されてしまいます。
しかし、事件はそれで終わりではなかったのです。
警察署に拘留されたマイクをまた別の二人組が狙っており、警察署を襲撃して来たのです。
果たして、マイクの身に何が起こっているのか? 襲撃犯の目的は何なのか? と言ったお話です。
映画「エージェント・ウルトラ」の主なキャスト
ジェシー・アイゼンバーグ
クリステン・スチュワート
トファー・グレイス
コニー・ブリットン
ウォルトン・ゴギンズ
映画「エージェント・ウルトラ」のレビュー
マイクのダメさ加減とCIAエージェントとして覚醒した時のギャップがコミカルで、面白かったですね。
訓練をいつどうやって受けたのかとか、一般市民に犠牲者が何人も出ているので、そこまでしてマイクを抹殺する必要があったのかとか、色々と疑問が残る部分も多かったんですが、まあコメディという事で、受け入れられました。
アクションは、スプーンを使ったり、フライパンを使ったりで、その辺にあるもので敵を倒していく様が爽快で楽しめました。
最後のホームセンターで戦う場面なんかは、ちり取りとかハンマーとかいろんな道具があって 、次はどれ使うんだろうかと、こっちまで楽しくなっちゃいます。
表現とかがスタイリッシュでシュールな雰囲気のアクションだったので、「キングスマン」に似てるなと個人的には思いました。
どちらも新しい映画なので、今後のアクションはスタイリッシュで爽快感のあるのもが流行るのかもしれませんね。
ストーリーを気にせずアクションを楽しみたい人にはバッチリはまると思いますが、細部までこだわる人とか、疑問が解消されない映画が嫌いな人には合わないかもしれません。
後は主人公が気に入るかどうかですね。
僕と一緒に観ていた人(女子)は、マイク役のジェシー・アイゼンバーグのおでこが狭くてそればかりが気になっていたようです。
最後の方にマイクがオールバックになって登場するんですが、「えー!おでこせまー!キモー!」と声を出していました。
そういう意見もありますという事で、悪しからず。
レビュー俳句
「ジェシーのデコ
言うほど狭く
ないけども」
見る人によって人の顔の印象は全く違うという事ですね。
映画関係なくなっちゃいました。